しかし、商品登録が医薬部外品ではなく、炭酸飲料になったことが結果的に良い効果をもたらすこととなった。医薬部外品にはリポビタンDのほかにも『ユンケル黄帝液』『アリナミン』などの強力ブランドがあり、新規商品が参入するには厳しい市場になっていた。
ところが、炭酸飲料と商品登録されたおかげで、コンビニの販売スタッフは、一般飲料として陳列を行ったのである。医薬部外品だとコンビニに入って最初に目に入る冷温什器に陳列されるが、炭酸飲料(一般飲料)だとコーラや緑茶などと一緒のリーチイン(冷蔵ショーケース)に展開されるのである。結果として、一般消費者に「新しい飲料が発売された」「これがテレビCMが放映されていた商品か」と認識してもらうことに成功したのだ。
ちょっとおしゃれな栄養ドリンクとして認識されたレッドブル エナジードリンク。コンビニスタッフは「とてももうかる商品」と認識したため、積極的にフェイス(陳列)拡大を行い、さらなるヒットにつながった。医薬部外品として登録されていたら、大きなフェイス展開はできず、これほどまで成功しなかったと想像する。
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